第1章 基本方針
起案者 kett工房(以下「当工房」という。)は、ユニークで、シュールで、
しょうもないけれど、社会的意義を無理やりにでも見いだせる仕事に従事することを、
ここに宣言する。
世の中の役に立つものは、すでに立派な人たちが作っている。
当工房が担うべきは、その隙間である。誰にも頼まれていないが、
完成した暁には誰かが少しだけ笑い、その笑いが巡り巡って
国民総幸福量の小数点以下第7位程度に寄与する。そのような事業を推進する。
- 一、しょうもないことに全力を尽くすこと
- 一、意義は後から、しかし堂々と付けること
- 一、誰かの一日を 0.3 秒ほど良くすること
第2章 事業実績
実績 第001号
完遂
本ポートフォリオサイト
- 概要
- いま貴殿が閲覧している、この文書である。
- 無理やり見出した社会的意義
- 求職活動の円滑化を通じ、完全雇用の実現(SDGs 目標8「働きがいも経済成長も」)に寄与する。また、公文書様式への親しみを国民に醸成する。
- しょうもなさ
- ★★★☆☆(自己評価。今後の伸びしろに期待)
第3章 事業構想(未着手)
※ 以下の構想は、予算・人員・必要性のすべてが確保されていない。
構想 第002号
構想中
押しても何も起こらないボタン
- 概要
- 画面中央に大きなボタンを一つだけ設置する。押しても、何も起こらない。二回押しても、何も起こらない。
- 無理やり見出した社会的意義
- 成果主義社会において「行為が結果を生まなくてもよい」という稀有な体験を国民に無償提供し、心理的安全性の醸成および燃え尽き症候群の予防(SDGs 目標3「すべての人に健康と福祉を」)に資する。
- しょうもなさ
- ★★★★★
構想 第003号
構想中
エレベーター「閉」ボタン全国累計(推計)
- 概要
- 全国のエレベーターで「閉」ボタンが押された回数を、何の根拠もなく推計し続けるカウンターを公開する。数値は常に増え続けるが、誰にも検証できない。
- 無理やり見出した社会的意義
- 国民の「急ぎ」の総量を可視化することで、ゆとりある社会の実現に向けた基礎資料(にはならないもの)を提供し、統計リテラシー教育の反面教師となる。
- しょうもなさ
- ★★★★☆
構想 第004号
構想中
賞味期限を過剰な敬語でお知らせする係
- 概要
- 冷蔵庫内の食品の賞味期限が近づくと、「そろそろ牛乳様におかれましてはお隠れあそばされます」等、過剰な敬語で通知するアプリケーション。
- 無理やり見出した社会的意義
- フードロスの削減(SDGs 目標12「つくる責任 つかう責任」)に加え、食品への敬意という新たな倫理観を涵養する。敬語学習教材としての転用も理論上は可能。
- しょうもなさ
- ★★★★☆
構想 第005号
構想中
傘の忘れ物 供養サイト
- 概要
- 電車に傘を忘れた者が、その傘との思い出を投稿し、静かに弔うためのサイト。雨の日にのみアクセスが増えることが予想される。
- 無理やり見出した社会的意義
- 年間数十万本と推計される遺失傘への追悼を通じ、モノを大切にする心を育み、遺失物行政への国民的理解を促進する。グリーフケアの超入門編としても機能しうる。
- しょうもなさ
- ★★★★★
構想 第006号
構想中
読まれなかった利用規約 朗読会
- 概要
- 誰にも読まれずに「同意する」を押された利用規約を、深夜に静かに朗読し続ける配信。BGMは雨音とする。
- 無理やり見出した社会的意義
- 消費者保護意識の向上、および規約を書いた法務担当者の労働への供養。安眠コンテンツとしての副次的効果(SDGs 目標3)も見込まれる。
- しょうもなさ
- ★★★★★
第4章 社会的意義 自動付与装置(実証実験)
どんなにしょうもない行為にも、社会的意義は付与できる。
下記の欄に、貴殿の最近のしょうもない行為を記入されたい。